Revolutカードとは?種類や手数料・発行方法・選び方まで解説
この記事のポイント
Revolutカードはチャージ残高から支払うデビット型で、物理のリアルカードとアプリのバーチャルカードがあります。国際ブランドは主にVisaで、海外事務手数料を抑えられますが、週末や無料枠の超過では手数料がかかります。
「Revolutカードを作りたいものの、種類や手数料、デビットなのかクレジットなのかがわからず、どれを選べばよいか迷います」
こうした疑問に答えます。
本記事の内容
本記事の内容
- Revolutカードの種類と特徴
- プラン別の違いと発行方法
- 手数料とメリットやデメリット
RevolutカードはリアルとバーチャルのあるデビットカードでVisaが中心、用途で選べます。
違いと手数料がわかれば、自分に合う一枚を無駄なく選べます。発行する前に最後まで読み進めてください。
Revolutカードとは|種類と特徴
Revolutカードは、アプリで管理する残高から支払うデビット型の決済カードです。物理的に手元に届く「リアルカード」とアプリ内で完結する「バーチャルカード」があり、いずれも使い方や仕組みに違いがあります。
リアルカードとバーチャルカードの違い
リアルカードは郵送で届く物理カードで、バーチャルカードはアプリ内だけで使える番号のみのカードです。両者は発行スピードや使う場面が異なるため、目的に応じて使い分けると安心できます。
実店舗での支払いやタッチ決済にはリアルカードが向き、ネット通販ではバーチャルカードが手軽です。具体的な違いは次の表で確認してください。
| 項目 | リアルカード | バーチャルカード |
|---|---|---|
| 形態 | 物理カード(郵送) | アプリ内の番号のみ |
| 発行スピード | 数日〜届くまで待つ | 即時発行 |
| 主な用途 | 実店舗・ATM・ネット | オンライン決済中心 |
| 使い捨て対応 | なし | 使い捨て型を作成可 |
このように、すぐに使いたいならバーチャルカード、店頭やATMで使うならリアルカードという棲み分けになります。使い捨てのバーチャルカードは1回ごとに番号が切り替わるため、不正利用のリスクを抑えたいオンライン決済で役立ちます。
なお、Revolutメタルカードを含む複数枚を発行して用途別に管理できる点も特徴です。
Revolutカードはデビットカード
Revolutデビットカードはクレジットカードではなく、チャージした残高から引き落とすデビット型のカードです。利用額がアプリにチャージした残高の範囲内に限られ、後払い(クレジット)の仕組みを持ちません。
たとえば事前に1万円をチャージしておけば、その範囲で買い物や送金ができ、残高を超える支払いは成立しません。使った分だけ即時に残高が減るので、利用状況をアプリでリアルタイムに把握できます。
後払いではないため使いすぎを防ぎやすく、家計管理やお試し利用にも向いています。クレジットカードとの違いに不安がある人ほど、Revolutカードのこの仕組みは安心材料になるはずです。
対応する国際ブランド
日本で発行されるRevolutカードの国際ブランドは、原則としてVisaです。Revolutクレジットカードのように後払いするわけではありませんが、Visa加盟店であれば国内外を問わず幅広く決済できるため、対応店舗の多さで困る場面はほとんどありません。
発行時期や地域によってはMastercardが採用される場合もあり、海外のRevolutでは両ブランドが混在します。いずれのブランドでもデビットとしての使い方は同じで、チャージ残高から支払う仕組みは変わりません。
自分のカードがどちらのブランドかは、アプリのカード画面や届いたカード券面で確認できます。
Revolutカードのプラン別の違い
Revolutは料金プランごとにカードの素材や特典が段階的に変わります。Revolutカード発行を検討する際、自分の使い方に合うRevolut カードを選ぶには、無料のスタンダードから最上位のメタルまで、月額と特典の差を把握することが近道です。
| プラン | 月額(年払い) | カード素材 | 主な特典 |
|---|---|---|---|
| スタンダード | 無料 | プラスチック(1種) | 標準的なデビット機能、追加カード発行500円 |
| プレミアム | 980円(年9,800円) | プラスチック(3デザイン) | 為替手数料の優遇、ATM無料枠拡大、国内送金月3回無料 |
| メタル | 1,980円(年19,800円) | 金属製(5色) | 1%キャッシュバック(月5,000円上限)、ATM無料枠最大、国内送金月5回無料 |
スタンダードプランのカード
スタンダードは月額無料で使える入門プランで、まずRevolut カードを試したい人に向いています。Revolutバーチャルカード使い方も同様に無料で利用でき、コストをかけずにデビット決済や為替両替といった基本機能を一通り体験できるからです。
カードはプラスチック製のシンプルなデザインで、デザイン選択肢は1種類に限られます。追加カードを発行する場合は500円程度の発行料がかかるほか、ATM無料枠や為替の優遇は上位プランより控えめです。
海外でのちょっとした決済や少額の送金が中心なら、スタンダードでも十分実用的でしょう。まずは無料で口座とカードを持ち、使い込んでから上位プランを検討する流れが堅実な選び方です。
プレミアムプランのカード
プレミアムは月額980円(年払い9,800円)の中位プランで、海外利用が増えてきた人に合っています。事前にRevolut使い方を把握しておけば、両替手数料の優遇やATMの無料引き出し枠が広がり、出張や旅行での負担が目に見えて減るからです。
カードはプラスチック製ながら3種類のデザインから選べ、スタンダードより所有感のある仕上がり。具体的には、月5万円相当までのATM引き出しが無料、週末を含む為替両替が原則無料、国内送金は月3回まで手数料なしで利用できます。
海外旅行保険など旅行系の付帯特典が加わる点も、頻繁に渡航する人には心強い装備です。Revolut カードを実用的なメインカードとして使い込みたい層に、コストと特典のバランスが取れた選択肢といえます。
メタルプランのカード
メタルは月額1,980円(年払い19,800円)の最上位プランで、特典を最大限に引き出したい人向けです。最大の理由は、決済1%のキャッシュバック(月5,000円上限)や手厚い無料枠が、他プランにはない金属製カードとともに提供されるからです。Revolutチャージの手数料無料ルートを確保した上で利用すれば、さらにお得に使いこなせます。
Revolut メタルカードは強化スチール製で5色から選べ、見た目と質感の特別感が際立ちます。たとえば、月10万円相当までのATM引き出しが無料、為替両替は週末も含めて原則無制限で無料、国内送金は月5回まで手数料なし。
さらに有料プラン限定のパートナー特典や旅行系の付帯サービスも上乗せされます。日常的にカード決済を多用し、キャッシュバックや無料枠を取り切れる人ほど、月額の元を取りやすいプランです。
Revolutカードの発行方法
Revolutカードはアプリ内で手続きが完結し、最短数分から発行できます。リアルカードとバーチャルカードで手順が分かれるため、ここでは3つのステップに分けて順番に解説します。
①:アプリからカードを申し込む
Revolut カードの発行は、アカウント開設後にアプリ画面下部の「カード」アイコンから申し込みます。クレジットカードのような与信審査はなく、申込前提となるのは本人確認(eKYC)です。
申し込みの流れは以下の通りです。
- アプリを開き「カード」タブをタップする
- リアルカードかバーチャルカードを選ぶ
- リアルカードは配送先の住所とプランを確認する
- デザインや暗証番号(PIN)を設定して申し込みを確定する
本人確認が未完了の場合は、先に身分証の撮影と顔認証を求められます。eKYCが通れば、その後のカード発行はスムーズに進みます。
②:リアルカードを受け取り有効化する
リアルカードは郵送で届くため、申し込みから手元に届くまで数日から2週間程度かかります。スタンダードプランでは発行料は無料ですが、2026年時点で配送料(通常配送500円、エクスプレス配送2,000円)がかかる点に注意してください。
プラン別の配送条件は次の表のとおりです。
| プラン | 通常配送 | エクスプレス配送 |
|---|---|---|
| スタンダード | 500円 | 2,000円 |
| プレミアム | 無料 | 無料 |
| メタル | 無料 | 無料 |
カードが到着したら、アプリ上で有効化の操作を行います。有効化の方法は以下のいずれかです。
- アプリの「カード」画面から到着したカードを選び有効化する
- 初回のATM利用やタッチ決済で自動的に有効化する
有効化が完了するまで、その Revolut カードは決済に使えません。アプリに表示される配送状況や到着予定日も確認しながら、届いたら早めに有効化を済ませましょう。
③:バーチャルカードを発行する
バーチャルカードはアプリ内で即時発行でき、郵送を待たずにすぐ使えるのが利点です。発行と同時にカード番号が表示され、有効化の操作も不要でオンライン決済やタッチ決済に利用できます。
バーチャルカードの発行手順は以下の通りです。
- 「カード」タブを開き「カードを追加」を選ぶ
- 通常のバーチャルカードか使い捨てカードを選択する
- カード名やデザインを設定して発行を完了する
使い捨てカードは、1回の決済ごとにカード番号が自動で更新される仕組みです。番号流出のリスクを抑えたいオンライン決済に向いており、通常のバーチャルカードと使い分けると安心して使えます。
バーチャルカードは1アカウントあたり最大20枚まで持てるため、用途別に複数の Revolut カードを発行する運用も可能です。
Revolutカードの手数料
Revolut カードは「海外でお得」というイメージが先行しますが、コストが発生するポイントは発行・チャージ・両替・ATM出金の4つに分かれます。どこで手数料がかかるかを先に押さえておくと、無料枠を意識した賢い使い方につながります。
カードの発行料と配送料
結論として、スタンダードプランのRevolut カードは発行料そのものは無料ですが、リアルカードには配送料がかかります。理由は、物理カードを自宅へ郵送するコストが別途必要だからです。
具体的には通常配送が500円、急ぎで受け取りたい場合のエクスプレス配送が2,000円という設定です(いずれも税込)。一方でオンライン決済専用のバーチャルカードは配送が不要なため、発行も利用も無料で始められます。
すぐにネットショッピングで使いたいだけならバーチャル、実店舗やATMで使いたいならリアルカードという選び方が現実的でしょう。
チャージと両替にかかる手数料
Revolutへの入金と両替は、方法を選べば手数料を大きく抑えられます。なぜなら入金経路ごとに手数料の有無が決まっているからです。
| 項目 | 手数料の目安 |
|---|---|
| 銀行振込でのチャージ | 無料 |
| 国内発行Mastercard/Visaデビット | 無料 |
| 海外発行カード・ビジネスカード | 1.7% |
| 平日の両替(無料枠30万円まで) | 無料(市場レート) |
| 平日の両替(無料枠超過分) | 0.5% |
| 週末の両替 | 1% |
このように、銀行振込や国内デビットでチャージすれば入金は無料です。両替については平日なら月30万円相当まで市場レートで両替でき、Revolut 両替の最大の魅力がここにあります。
週末や無料枠を超えた分には上乗せが発生するため、まとまった両替は平日の日中に済ませておくとコストを抑えられます。
ATM出金の手数料
海外のATMでの現地通貨引き出しには、月ごとの無料枠が設けられています。これはスタンダードプランで無料に引き出せる金額に上限があるためです。
具体的には1か月あたり25,000円相当までが無料で、これを超えた分には2%の手数料がかかります。さらにATM運営会社が独自に手数料を課す場合もあり、その分はRevolutの手数料とは別に発生します。
Revolutカード デメリットとして語られやすいのがこの点で、現地で頻繁に少額を引き出すと無料枠をすぐ使い切ってしまいます。旅行中は1回あたりの引き出し額をまとめ、無料枠の25,000円を意識して使うのが賢明でしょう。
Revolutカードのメリットとデメリット
Revolut カードは海外利用に強いデジタル金融サービスですが、長所と短所がはっきり分かれます。導入前に両面を整理し、自分の使い方に合うかを見極めましょう。
Revolutカードのメリット
Revolut カード最大の魅力は、海外での支払いコストを大きく抑えられる点にあります。一般的なクレジットカードでは海外事務手数料が1.6〜2.5%程度かかりますが、Revolut は市場レートに近い両替で無料枠内なら事務手数料がかかりません。
主なメリットは次のとおりです。
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 海外事務手数料 | 無料枠内なら事務手数料がかからず、市場レートに近い両替が可能 |
| 不正対策 | 使い捨てのバーチャルカードを発行でき、情報流出のリスクを抑えられる |
| 即時ロック | アプリからワンタップでカードを凍結・再開できる |
| アプリ管理 | 利用通知や利用先の確認をリアルタイムで把握できる |
日常の決済から海外旅行・出張まで、コストと安全性のバランスを取りたい人に向いています。アプリ中心の管理に慣れている人ほど、その利便性を実感しやすいはずです。
Revolutカードのデメリット
一方で、Revolut カードには見落としやすい弱点があります。結論として、還元や与信を重視する人には物足りなさが残ります。
主なデメリットを整理します。
- ポイント還元が基本なく、1%キャッシュバックはメタルなど上位プランに限られる
- デビット式のため後払いができず、与信枠も持てない
- 為替市場の営業時間外(週末など)や無料枠を超えた利用で手数料が発生する
- 現金には対応しておらず、入金はチャージが前提となる
- サポートはチャット中心で、電話での即時対応は期待しにくい
クレジットカードのような後払いや高還元を求める場合、Revolut カード単体では補いきれません。メインカードと併用し、海外利用に絞って使う形が現実的です。
利用前に知っておきたい注意点
メリットを最大限に生かすには、無料枠と入金方法を事前に把握しておくことが重要です。仕組みを理解せず使うと、想定外の手数料が生じる場合があります。
特に注意したいのは、月ごとの両替・ATM出金の無料上限です。上限を超えると為替手数料やATM出金手数料がかかるため、利用額の多い月は事前に確認しておくと安心できます。
チャージ手段にも制限があり、銀行振込は無料でも一部のカードからの入金には手数料が発生します。コストを抑えたい場合は、無料で入金できる手段を選びましょう。
海外決済では、店舗側が現地通貨ではなく円建て決済(DCC)を勧めてくることがあります。割高なレートが適用されやすいため、Revolut カードで支払う際は現地通貨建てを選ぶのが基本です。
まとめ:Revolutカードは用途で選べる多機能なデビットカード
Revolutカードは、用途で選べる多機能なデビットカードです。本記事では、Revolutカードの種類と特徴、プラン別の違い、発行方法、手数料、メリットとデメリットを解説しました。
本記事のポイントをおさらいします。
本記事のポイント
- リアルとバーチャルのデビットカードを選べる
- プランで特典とカードの素材が変わる
- 発行料や両替の手数料を事前に把握できる
種類と手数料がわかると、自分の使い方に合うカードを選べます。まずはバーチャルカードから、Revolutカードの使い心地を試してみてください。
Revolut カードに関するよくある質問
参考文献
執筆者
編集部
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監修者
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