Revolutクレジットカードとは?デビットカードとの違いを解説
この記事のポイント
Revolutクレジットカードは存在せず、発行されるのは審査不要の事前チャージ型デビットカード。MastercardでのチャージはATM引き出し不可だが手数料無料、Visaクレジットは1.7%の手数料。プラン別に海外ATM無料枠や両替手数料が異なる。
「Revolutってクレジットカードなの?チャージに自分のクレカは使える?海外旅行前に手数料の仕組みをちゃんと確認しておきたい」
こうした疑問に答えます。
本記事の内容
本記事の内容
- Revolutがクレジットカードではなくデビットカードである理由
- クレジットカードでRevolutにチャージする方法と手数料率
- 自分に合ったRevolutカードのプランの選び方
Revolutはクレジットカードではなく、事前チャージ型のデビットカードです。審査なしで発行でき、クレジットカードを使ってRevolutにチャージできます。
クレジットカードのポイントを貯めながら、海外での両替手数料を抑えることが可能です。この記事では、Revolutクレジットカードの仕組みからチャージ方法、プランの選び方まで順を追って解説します。
Revolutのクレジットカードとは:デビットカードとの違いを解説
Revolutを初めて調べると「クレジットカードなのかデビットカードなのか」が分かりにくいと感じる方が多いです。結論から言うと、Revolutが発行するのはデビットカードです。ここではその理由と、クレジットカードとの具体的な違いを整理します。
Revolutはクレジットカードではなくデビットカード
Revolutが発行するカードは、事前チャージ型のプリペイドデビットカードです。上位プランのRevolutメタルカードなどもあり、カードブランドはVisaまたはMastercardで、見た目はクレジットカードと区別がつきません。しかし仕組みは根本的に異なります。
クレジットカードは「後払い」です。カード会社が立て替えて支払い、後日請求が来る仕組みです。一方、Revolutのデビットカードは「前払い」です。アプリに日本円をチャージして残高を積んでおき、その残高の範囲内でしか決済できません。
| 比較項目 | Revolut(デビットカード) | クレジットカード |
|---|---|---|
| 支払い方式 | 事前チャージした残高から即時引き落とし | 後払い(月次請求) |
| 審査 | なし | あり(信用調査) |
| 与信枠 | なし(残高のみ) | あり(利用限度額) |
| 年齢制限 | 18歳以上(日本) | 原則18歳以上 |
| ポイント還元 | なし | カードによって異なる |
クレジットカードにある後払いと審査がない理由
クレジットカードには、カード会社による「信用審査」があります。収入・勤務先・クレジットヒストリーをもとに与信枠が決まり、その枠内で後払いが可能になります。
Revolutデビットカードにはこの仕組みがありません。チャージした残高しか使えないため、カード会社は貸し倒れリスクを負わず、審査なしでカードを発行できます。これがRevolutが「誰でも発行できる」と言われる理由です。
学生・フリーランス・主婦など、クレジットカードの審査に通りにくい方でも、本人確認書類(マイナンバーカードまたは運転免許証)さえあれば開設できます。
クレジットカードと比べたRevolutのメリット
Revolutをクレジットカードと比べたときの主なメリットは、海外決済コストの低さにあります。さらに、Revolutカード発行を伴う際に審査が不要であることも特徴です。
メリット一覧
- 外貨換算手数料ゼロ:海外でカード決済する際、通常のクレジットカードは1.6〜2.5%程度の外貨換算手数料がかかります。Revolutは為替市場の中間レートに近いレートで両替でき、この手数料が実質ゼロです(スタンダードプランの平日両替)
- 審査不要で即時発行:アプリ上のバーチャルカードはアカウント開設直後から使えます
- 複数通貨の管理が簡単:アプリ内で最大30通貨以上を両替・保有できます
- カード不正利用の停止・再開がアプリで即座に可能:セキュリティ管理のしやすさはクレカより優れています
クレジットカードと比べたRevolutのデメリット
Revolutはクレジットカードの代替ではなく、補完的なツールです。オンラインショッピングで便利なRevolutバーチャルカード使い方など独自の強みがある一方、クレジットカードが持つ機能の多くはRevolutには備わっていません。
デメリット一覧
- ポイント・マイルが貯まらない:Revolutにはポイントプログラムがなく、決済してもポイントは付与されません
- 旅行保険・ショッピング保険が付帯しない:クレジットカードに付帯することが多い各種保険は、Revolutには原則ありません(メタルプランの一部特典を除く)
- 分割払い・リボ払いができない:後払いの仕組みがないため、高額な分割購入には使えません
- チャージの手間がある:使う前に残高を補充する必要があり、残高不足だと決済できません
- 週末の両替手数料(スタンダードのみ):為替市場が休場する週末(土日)は、スタンダードプランで両替する際に1%の手数料がかかります
クレジットカードでRevolutにチャージする方法と手数料
Revolutは既存のクレジットカードでチャージできます。ただし、Revolutカードへチャージする際の対応ブランドや手数料、チャージした残高の使用制限について事前に把握しておく必要があります。
チャージに使えるクレジットカードのブランドと条件
Revolutへのチャージに対応しているクレジットカードブランドはVisaとMastercardのみです。基本的なRevolut使い方を調べる中で、JCB・American Express・Dinersには現在対応していない点に気をつける必要があります。
対応状況の整理
| カードブランド | チャージの可否 |
|---|---|
| Visa(クレジット) | 可 |
| Mastercard(クレジット) | 可 |
| Visa(デビット) | 可 |
| Mastercard(デビット) | 可 |
| JCB | 不可 |
| American Express | 不可 |
| Diners Club | 不可 |
なお、チャージに使えるカードであっても、カード発行会社がRevolutへのチャージを制限している場合があります。チャージできないカードを試してもエラーになるだけで、カード番号の盗用などではありません。その場合は別のカードか銀行振込でチャージしてください。
クレジットカードチャージ時の手数料率
クレジットカードでRevolutチャージを行うときの手数料は、カードの種類によって異なります。
| チャージ方法 | 手数料 |
|---|---|
| 日本発行Mastercardクレジット/デビット | 無料 |
| Visaデビット(日本発行) | 無料 |
| Visaクレジット(日本発行) | 1.7% |
| 海外発行カード | 別途条件あり |
Mastercardブランドのクレジットカードからのチャージは手数料無料です。VisaのクレジットカードでRevolutにチャージすると1.7%の手数料がかかります。たとえば10万円をチャージすると、1,700円が手数料として差し引かれます。
ポイント目的でVisaクレジットでチャージする場合は、ポイント還元率と1.7%の手数料を比較してください。多くのカードでは手数料がポイント還元率を上回るため、Mastercardを使うか、銀行振込(手数料無料)でのチャージを検討する価値があります。
クレジットカードでチャージした残高の使用制限
クレジットカードでチャージした残高には、重要な使用制限があります。
制限事項
- ATMでの現金引き出しに使えない:クレジットカードでチャージした残高はATM出金に利用できません
- 他者への送金に使えない:Revolut間の送金や銀行への出金にも使用できません
- 使える用途は店頭・オンライン決済のみ:クレジットカードチャージ分は、実際の商品・サービス購入にのみ使えます
この制限はクレジットカード会社のキャッシング規約との兼ね合いによるものです。Revolutはカード会社が「現金化」と判断するATM引き出しや送金に、クレジットカードからのチャージ残高を使えない仕様にしています。
銀行口座(即時振込)でチャージした残高には、これらの制限はありません。ATM引き出しも送金も可能です。日常使いする場合は、銀行振込でチャージするのが手数料・制限ともに有利です。
Revolutカードの種類と自分に合った選び方
Revolutのカードには「形状」と「プラン」の2軸で種類があります。それぞれの違いを把握したうえで、自分の利用シーンに合ったカードを選びましょう。
リアルカードとバーチャルカードの違い
Revolutのカードは「リアルカード」と「バーチャルカード」の2種類があります。
リアルカードは物理的なカードです。店頭でのタッチ決済(NFC)や磁気ストライプ決済、海外ATMでの現金引き出しに使えます。発行手数料は約500円(プランによって異なる)で、申請から到着まで最短で1〜2週間かかります。海外旅行前は早めに申請しておくことが重要です。
バーチャルカードはアプリ上にのみ存在するカードです。アカウント開設直後から即時発行されます。オンライン決済・Apple Pay・Google Payでの利用が可能です。店頭での物理的なカード提示が必要な場面や、ATM引き出しには使えません。
| 比較項目 | リアルカード | バーチャルカード |
|---|---|---|
| 発行時間 | 1〜2週間 | 即時 |
| 発行手数料 | 約500円 | 無料 |
| 店頭決済 | 可(タッチ・磁気) | 不可(Apple Pay経由なら可) |
| ATM引き出し | 可 | 不可 |
| オンライン決済 | 可 | 可 |
| 紛失リスク | あり | なし |
スタンダード・プレミアム・メタルのプラン比較
Revolutには3つのプランがあります(2026年6月時点)。
| 機能 | スタンダード | プレミアム | メタル |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 無料 | 1,380円 | 2,480円 |
| 両替無手数料枠(平日) | 月25万円まで | 月60万円まで | 無制限 |
| 週末両替手数料 | 1% | 0.5% | 無料 |
| 海外ATM無手数料枠 | 月25,000円まで | 月50,000円まで | 月80,000円まで |
| 空港ラウンジ | なし | 年2回 | Priority Pass付き |
| 海外旅行保険 | なし | あり | あり(充実) |
| カードデザイン | 標準 | プレミアム | メタル製カード |
スタンダードプランは無料で使えますが、月25万円を超える両替や週末の両替には手数料がかかります。月に複数回海外旅行する方や、海外赴任中の方はプレミアム以上を検討する価値があります。
自分に合ったプランの選び方
利用頻度とニーズに応じてプランを選びましょう。
スタンダードが向いている人
- 年1〜2回の海外旅行目的
- 月25万円以内の両替で収まる
- まずRevolutを試してみたい
- コストをできるだけかけたくない
プレミアムが向いている人
- 年に複数回海外旅行する
- 月25万円を超える両替をする
- 旅行保険を別途購入しているコストを削減したい
- 空港ラウンジを年2回程度使いたい
メタルが向いている人
- 海外出張・海外在住で頻繁に両替する
- 月80,000円以上の海外ATM利用がある
- Priority Passを持ちたい
- カード自体のステータスを重視する
迷った場合はスタンダード(無料)から始めることをおすすめします。利用実績をもとに、上位プランへのアップグレードはいつでも可能です。
Revolutをクレジットカードの代わりに使う手順
ここでは、Revolutカードを実際に発行して海外で使えるようにするまでの4ステップを解説します。
①:アカウントを開設する
Revolutアプリ(iOS/Android)をダウンロードし、アカウントを開設します。
必要なもの
- スマートフォン(iOS 15以上またはAndroid 9以上)
- 日本の電話番号
- 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、またはパスポート)
開設手順
- App StoreまたはGoogle PlayでRevolutアプリをダウンロード
- 電話番号を入力してSMSでコードを確認
- 氏名・生年月日・住所を入力
- 本人確認書類をアプリのカメラで撮影・提出
- 顔写真(セルフィー)の撮影で本人確認を完了
本人確認の審査は通常数分〜数時間で完了します。開設後すぐにバーチャルカードが発行され、オンライン決済やApple Pay/Google Payで使い始められます。
②:リアルカードを発行する
海外の店頭やATMで使うには、物理的なリアルカードの発行が必要です。
発行手順
- アプリ下部の「カード」タブをタップ
- 「カードを追加」→「リアルカード」を選択
- カードブランド(VisaまたはMastercard)を選ぶ
- 配送先住所を確認して注文
発行手数料は約500円(スタンダードプラン)で、受け取りまで1〜2週間かかります。海外旅行の予定がある場合は出発の2〜3週間前に申請しておきましょう。
カードが届いたら、アプリ上でカードを有効化する操作が必要です。アプリの「カード」タブから届いたカードを選択し、「有効化」をタップして完了です。
③:クレジットカードでチャージする
チャージ手順
- アプリの「追加」タブをタップ
- 「カードで追加」を選択
- チャージに使うクレジットカード情報(カード番号・有効期限・CVV)を入力
- チャージ金額を入力して「追加」をタップ
入力したカードは保存でき、次回以降は選択するだけでチャージできます。Mastercardブランドのクレジットカードなら手数料無料、Visaクレジットの場合は1.7%の手数料がかかります。
なお、銀行振込(ゆうちょ・メガバンク・ネット銀行のほとんど)でのチャージは手数料無料で、チャージした残高の制限もありません。頻繁に使う場合は銀行振込チャージが最もコスト効率が高いです。
④:外貨に換金して海外で使う
チャージした日本円を外貨に換金してから海外で使うと、換算手数料を最小化できます。
換金手順
- アプリホーム画面の「両替」をタップ
- 「JPY」から使いたい通貨(USD・EUR・THBなど)を選択
- 換金額を入力して「両替する」をタップ
平日(為替市場が開いている時間帯)に換金すると、市場の中間レートに近いレートが適用されます。スタンダードプランは月25万円まで無手数料です。
換金後は海外の加盟店で通常のVisaまたはMastercardとして使えます。タッチ決済(NFC)に対応している加盟店ならカードをかざすだけで支払いが完了します。
現地ATMで現金を引き出す場合は、スタンダードプランで月25,000円相当まで手数料無料です。超過分には2%(最低200円)の手数料がかかります。クレジットカードでチャージした残高はATM引き出しに使えないため、銀行振込でチャージした残高を使ってください。
まとめ:Revolutクレジットカードは事前チャージ型デビットカードで審査不要
Revolutクレジットカードというサービスは存在せず、Revolutが発行するのは審査不要の事前チャージ型デビットカードです。既存のクレジットカードを使ってRevolutにチャージし、外貨に換金して海外で利用する仕組みになっています。
本記事のポイントをおさらいします。
本記事のポイント
- Revolutは後払い・審査なしのデビットカード。クレジットカードとは別物
- クレジットカードでのチャージ手数料は最大1.7%。ATM引き出しや送金には使えない
- スタンダード・プレミアム・メタルの3プランから、利用頻度に合わせて選ぶ
この記事を読んでRevolutの仕組みを理解できれば、海外旅行や海外出張での両替手数料を抑えながら、クレジットカードのポイントも無駄なく活用できるようになります。
Revolut クレジットカードに関するよくある質問
Revolutのクレジットカードへの対応やチャージ方法、カードのメリット・デメリットについて、読者からよく寄せられる質問をまとめました。
Revolutはクレジットカードではなくデビットカードです。後払いの仕組みや与信審査がなく、事前にチャージした残高の範囲内でのみ決済できる前払い式の仕組みです。
Revolutへのクレジットカードチャージに対応しているブランドはVisa・Mastercardのみで、JCBは利用できません。日本国内で発行されたMastercardブランドのクレジットカードからのチャージは手数料無料です。
RevolutのカードブランドはかつてはVisaのみでしたが、現在はアカウント開設時にVisaとMastercardのどちらかを選択できます。チャージに使いたいクレジットカードのブランドと合わせて選ぶとスムーズです。
Revolutのデメリットとして特に注意したい点は以下のとおりです。
- ポイント還元やキャッシュバックのプログラムがない
- スタンダードプランでは週末(為替市場休場中)の両替に1%の手数料がかかる
- 国内ATMでの現金引き出しはイオン銀行ATMのみ対応
- 旅行保険やショッピング保険が付帯しない
- プリペイド式のため残高不足では決済できない
一方、Revolutカードが選ばれる理由としては、海外決済時の外貨換算手数料ゼロ、平日は市場の中間レートに近いレートでの両替、スタンダードプランの月25,000円相当まで海外ATM手数料無料などが挙げられます。審査なしで発行できるため、クレジットカードの審査に通らない方や学生にも使いやすいカードです。
参考文献
執筆者
編集部
Zisedai Media編集部は、海外転職・リモートワーク・フリーランス・外貨獲得に関する最新情報をわかりやすく発信しています。一次情報や公的データ、現場の知見をもとに、円安時代を生きる人の新しい働き方をサポートします。
監修者
リサーチチーム
Zisedai Mediaリサーチチームは、海外就労・国際ビジネス・各国制度・為替・税制などの情報を継続的に調査・検証しています。信頼できる情報源をもとに、記事の正確性と中立性を確認し、読者へ価値ある情報を届けます。
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